マレーシア視察(1)日系企業の現地カスタマイズ

日本でいたるところにある「ユニクロ」と「ダイソー」がマレーシアにも進出してました。
とはいえ日本の店舗形態そのままを輸出しているわけではなく、現地仕様にカスタマイズしているわけですが、カスタマイズの方向性は違っていました。

(1)ユニクロ
ポロシャツやTシャツ、ジーンズといった全世界共通で売れるアイテムは日本で売っているものをプライスタグだけを替えてそのまま販売していますが、約60%のイスラム教人種用に特別にデザインしたアイテムを前面に押し出して売っていく戦略のようです。

価格的には全体的に日本より高め。諸外国でユニクロブランドは「安くはないけど、そこまで高くない」という位置づけでしょうか。

(2)ダイソー
ショップの外観からして日本とは大違いの高級路線です。

全品5.90RM(約170円)。マレーシアの平均物価が日本の3分の1ほどなので、マレーシア人にとっては500円均一ショップな感じです。
商品は日本のものをそのまま陳列しています。日本語表記もアジア諸国ではブランド価値が高いようです。

驚いたのは、買い物かごがカートになったこと。こういったカートは見たことがなかったので、日本に導入してもいいんじゃないかと思いました。

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