イタリア視察(2)石畳と物事の本質

ローマテルミニ駅に降り立って、ホテルまで5分の距離をスーツケースを引きずりながら移動する。日本の舗装された道ならスイスイと歩けるが、ローマの石畳だとスーツケースの車輪が石畳の隙間に食い込みなかなか前に進めない。こんな経験も「さすがローマ、古代文明をタイムスリップした感じ」とよい方に解釈してしまう自分は、どれだけオプティミストなのか(笑)

で、この石畳。ずっとタイルのような形状のものを道に貼り付けていると想像していたのだが、石畳を張り替えている現場で目にした石畳の素は、意外な形状。表面上の形だけで物事を認識し、実際の形状への想像が欠如していると本質を見落とすものだとハッとさせられた瞬間だった。

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