イタリア視察(3)イタリアの100円ショップ

イギリス、フランス、スペイン等旅行しましたが、イタリアも含めてコンビニを見たことがありません。ネットで検索してみると「日曜日は店を開けてはいけない」「深夜は店を開けてはいけない」といった規制があるため、日本系コンビニの出店が難しいようです。仮に出店できたとしてもヨーロッパ諸国の従業員の権利意識が高いため、残業、休日出勤、クリスマスケーキ等のノルマなど猛反発をくらい撤退を余儀なくされることでしょう。

100円ショップの話でしたね(笑)。

日本の100円ショップのように「えっ、これが百円! コスパ良すぎ!」「へーっ、こんな便利なものがあるんだ」と感じる商品はほとんどなく、昭和の雑貨店さながらの品揃えと工夫のない陳列でした。

外国人観光客が日本のコンビニ、100円ショップの品揃え、サービスレベルに驚くのは日本の便利さは従業員の犠牲の上に成り立っているわけで、ブラックな労働環境には断固としてNOという彼らの労働意識から推測するに、彼らは決して本国に日本同様のコンビニがあることを望んでいないと思います。そして日本人がヨーロッパでコンビニがなくて苛立つのも最初の数日で、その後はなくても平気になってしまうでしょう。

日本は便利すぎる。便利自体は悪いことではないが、労働者の犠牲の上に成り立っている便利ならなくなって結構だと思います。

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